ナオキ・シシドが表紙を手掛けるクラシック音楽専門誌「音楽現代」の2022年12月号が11月15日(火)に発売されます。
弊社所属のコンテンツクリエイターナオキ・シシドが表紙を手掛ける雑誌・音楽現代の12月号が2022年11月15日(火)に発売されます。
最後となる12月号のテーマは、“季節の循環”や“未来へ向かう時間”になります。ぜひ店頭で手に取ってご覧くださいませ。
【作品紹介】
「終点」
周期は一巡し、淡い記憶と共に季節は白紙の時間へと姿を変える。
されど時間は地続きで、全ては繋がっている。とても身近な出来事である。
見慣れた光景が目の前に広がるが、この先に同じ時間などは存在しない。
題材曲は「ラヴェル ボレロ」になります。
白紙に繋がる時間の流れは、季節の名残を継ぎながら1秒先のまだ見ぬ未来へと進んでいきます。
時間は無色透明で、波のように漂う枠線のような存在として描いています。そこにビックバンや惑星の衝突など現象が起きたり、命あるものが生きていくことで世界は色づいていく。だから僕達の世界は多様なのです。
僕達の価値感や善悪の基準はそれぞれで違います。曖昧な言葉ですが、結果的に多様な色で創られてきたこの世界。現象が原色とすれば、生物はそれを元に新色を作る者達。
新色は自分が自分なりに生きてく中で生まれるものだと思っています。
新色と新色を合わせれば世界も変化し、その色は時代になるかもしれません。
これからも自分で新色を造りながら、いろんな人の色を感じていきたいと思います。
12月号で音楽現代の表紙は最後となります。
この1年間、音と季節をテーマに製作した表紙12枚は、
音楽に宿る森羅万象の感性、人の心、そして季節という大きな流れを考えるきっかけを与えてくれました。(音楽はまだまだいっぱい理解しなくてはなりません。)
それを皆様にご覧いただき沢山意見をいただけることも、とても貴重な体験であると感じています。
表紙製作に関し数々のご協力をいただきました芸術出版の方々、関係会社の方々、そして暖かくご覧いただきました読者の皆様。
1年間本当にありがとうございました。
(ナオキ・シシド)
芸術現代社さまの公式サイトにて、ナオキ・シシドと表紙デザインについてご紹介いただいています。
絵に隠れたモチーフについての詳しい紹介もありますので、ぜひチェックしてみてください。
※12月号の紹介は近日公開予定です。
→ https://ongakugendai.com/2021/12/15/cover/
ナオキ・シシド公式Instagramはこちらよりご覧いただけます。
→https://www.instagram.com/naoki_shishido_official/
ブランディング・制作・コンサルティングなどの
ご依頼・ご相談はこちらから
クリック後、各項目をご入力いただきお送りください。